周りに振り回されない
皆さん、こんにちは
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、ある担当者が一分ほど遅刻してきた。
問いただしたところ、出勤途中で事故の渋滞に出会い、遅刻したという。
そして、こちらは別に咎めていないのに、
本人が、しきりにカリカリしている。
こんな状態で、いい仕事が出来るわけが、無い。
このような状況は、よく見かけること。
なぜ、小さなことで、自分を見失うのか?
なぜ、周りに振り回されるのか?
しかし、これは、誰にでも、よくあることでもある。
私も、以前は、よく、周りに振り回されていたと、思う。
考えてみると、人間とは、他人に振り回され続ける「動物」なのかも知れない。
上司から注意されて、同僚に先を越されて、部下が反抗して、女房が・・・等々。
その都度、
他の存在、他人の存在に「目」がいってしまう。
そして、推測が推測をよんで、深みにはまっていく。
しかし、いつの頃からか、
おそらく、以前の企業を退職前に、最後の店舗に赴任した時から、
自分の「軸」が、持てるようになった。
*これは、以前のブログ「心のあるべき姿」に記してある。
そして、そのことは、20年間在籍した私への「餞別」だと感じている。
これから、荒波を航海していく私への、心ばかりの餞別と思っている。
私の場合の、「自分の軸」とは?
“自分を守らない” と言う事。
守るのは、自分の部下。
守るのは、自分の組織。
守るのは、自分のお客。
その結果として、私を守ってくれるのは、
自分の部下。
自分の組織。
自分のお客。
20年間の餞別として、そう、教えてくれたのである。
そして、その「自分の軸」が明確になったとき、
戦う相手は、上司でもなく、同僚でもなく、部下でもなく、お客でもない。
自分が守るべきものを、脅かす相手が、自分の敵。
自分のお客を脅かす相手であれば、上司、部下、関係なく、私の敵。
自分のお店や部下を脅かす相手であれば、お客も、また敵。
(これは特殊な場合)
私は、店長とはそういう存在だと思っている。
そして、リーダーの私心の無さに、人が集結し、
固い組織(投稿~私の組織論)が造られるのだと、思っている。
その「軸」さえ、しっかりブレなければ、周りに振り回されることも無い。
周りに振り回されるな、周りを振り回せ。
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