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2008年7月19日 (土)

著者 水元均Ⅱ

皆さん、こんにちは
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前、「著者 水元均」を投稿したがhttp://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_88bb.html、続編。

 水元均さんの「スーパーマーケットの新常識」を読み終え、チーフミーティング
 で、読後の感想も交えて、部下に紹介した。

 そして、「休憩室においておくから、是非、見ておくように。」と言っていた。

  早速、精肉チーフが食いついてきた。

 数ヶ月前まで、週一回、夕方の切り立て販売の一環として、精肉部門は
 和牛ロースの切り立て販売を、店内に出て、実演販売をしていた。

  その時の売価は、1枚150gで1000円。 原価売価である。

 それでも、競合対策と、夕方の盛り上がりでのお客様の支持を得る目的で
 強行していた(店長判断で強引に)。

 そして、最近の豚相場、鶏相場の高騰にて、利益確保が厳しい状況から、
 中止していた。

 やはり、止めて見て感じた事は、ライブ販売とは、売上効果では無かった
 と言う事。

 その為に、計画、発注、仕入れ、シフト、お客様との会話等、いろいろな
 メリットを享受してきた、と言う事。

 精肉チーフも、粗利が安定しだい、再開したいとは、常々言っていた。

そして、先日。

 休憩室で食事後、彼から話かけてきた。

 「店長、実は、あの本(スーパーマーケットの新常識)を読んでいて、気付き
  ました。今までは、「ロースステーキ」にこだわり過ぎていました。お客さま
  に、きちっと説明してやれば、ランプステーキでの提案も面白いですよね」。

  なるほど。そして、こうも言った。

 「いま、あの本を部下に貸して(俺の本を勝手に貸すな!)、説明分を作って
  もらっています。次回から、ライブ販売復活です」。

  そう、来なくちゃ。さらに、こうも言った。

 「僕も、あの本を買いたいと思っています」。

  それは、水元均さんも、喜ぶぞ。

私からの強制も、場面によっては必要だが、

 このような部門担当者からの、自発的な提案も非常に大切。

 そのきっかけとしての、「スーパーマーケットの新常識」の存在。

 この本一つで、いろいろな広がりを出していきたいと考えています。

そして、私はといえば、

 酒井穣さんの2作目 「あたらしい 戦略の教科書」を手に入れ、
 本日より、読み始めています。

 以前のブログで、「今、読んでいる本Ⅱ」http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_a0ed.htmlに投稿した本の著者です。

 部下も、学んで成長している。
 私も、更に学んで、一歩先を歩まねば・・・。

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コメント

商人伝道師さん、コメントありがとうございます。

私にとって、同じ営業の仲間としての、店長さんたちは、どなたでも「同志」です。

企業は違えど、競合は違えど、スーパーの店舗を預かる者としての、志を同じくした営業仲間。

元気・勇気を共有し、私も成長していきたいと思います。

また、同じ店長さんたちとも、情報を共有しネットワークを築いていきたいと思います。

今後とも、よろしくお願いいたします。

投稿: てっちゃん | 2008年7月21日 (月) 23時27分

ありがとうございます。
小生の拙い本がみなさんの「お役立ち」できていることを嬉しく思います。
ところで、このブログは、小生のクライアントの店長たちに"大人気"なんですよ。
小生のブログより、為になると言ってる店長がたくさんいる!!
ぜひ、「同志」として、"元気・勇気を共有化"してください。
期待してます。

多謝☆

投稿: 商人伝道師 | 2008年7月21日 (月) 08時30分

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