« 日曜の行楽 | トップページ | マイ・ブーム »

2008年7月14日 (月)

競合店との食べ比べ

皆さん、こんにちは
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、店長が替わった競合店(競合店長の入院Ⅱで投稿)が、
リニューアルオープンした。

 惣菜を中心にした、リニューアル。
 
 確かに、売場は大きく変わっていた。
 品揃えも豊富になり、陳列技術も向上してきた。

 しかし、昨日もお話した通り、私は、商品を自分の舌で確認して初めて
 その事実を認めることにしている。

そして、どんな商品で、その事実を確認するか?

 一番の「ベーシック品」である。

 今回、私の目に止まったのは「おにぎり」。
 
 いろいろなアイテムが豊富にそろえてあったが、その中の「天むす」。

 一個168円と高めの設定であるが、ボリュームたっぷりの内容量。
 “食べてみたい” 自分の内から湧き出る声に負けて、購入した。

 そして、自分の会社の休憩室で、そのおむすびを食べていたところ、
 ふと、「自分のお店の天むすの味は、どうなのか?」、と思った。

 売場へ行き、天むすを購入して、休憩室へ。

食べ比べ。

 明らかに違う。
 何が違うか?

 まず、海苔の風味。
  自社の天むすの風味は格別。噛み切れも程よい。

 次に、えび天のころもの美味しさ。
  自社の衣は、本来の天ぷらの美味しさがある。

 えびも違った。
  自社は、小さいながらも、衣とえびの味がマッチしていて、えびの味がある。

同じ天むすでも、ここまで「味」の違いが出ているとは?

 自社のデメリットは一つ。

  米の量が絶対的に少ない事。

 たまたま自店に来ていた、惣菜トレーナーにそのことを伝えた。

 そして、衣の味の違いを指摘したところ。
  彼の目が輝いた。

  「えっ、衣の味の違いをわかってくれるのは、ありがたいですね」。
  「実は、うちの天むすのえび天は、一個一個、揚げているのです」。
  「だから、天ぷらの味は絶対に負けない自信はあります。
   その味の違いを、店長の言葉として聞けるのは、ありがたいですね」。

  食べ比べて、初めてわかった、自社のこだわり。

 いままで、少し距離をおいていた惣菜トレーナーと、一体になった瞬間でも
 あった。

 デメリットの、ボリュームと価格を、どうやってフォローするか?
 こうやって、主力単品を、いかに売り込んでいくか?
 これも、私の、商売にたいする楽しみの一つ。

  味で負けない商品は、更に徹底して、お客様に食べていただく。
  その為に、徹底して、売り込んでいく。
  売り込めば売り込むほど、更に伸びていくもの。

 そして、このような、競合店の出店、改装を機に、
 自社の商品の「強み」「弱み」、その克服、その磨きこみ。

 そうやって、更に、店舗と人材が強化されていくのである。

  

|

« 日曜の行楽 | トップページ | マイ・ブーム »

商売」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/508103/41827423

この記事へのトラックバック一覧です: 競合店との食べ比べ:

« 日曜の行楽 | トップページ | マイ・ブーム »