仕事の流儀からⅡ
皆さん、こんにちは
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日の「仕事の流儀」(NHK)は、久しぶりに見ごたえがあった。
将棋界のライバル対決。
森内俊之名人と、挑戦者羽生善治
小学生のころから20数年、ライバルとして競い合ってきた二人。
しかし、現在は、森内名人が永世名人を羽生善治より先に取得。
森内名人に分のある状態といえる。
二人の名人戦の対極を軸に、二人の歩んだ道、そしてインタビュー。
対照的な二人を対比させながら、違う階段を上りながら、一つを目指す姿。
そして、最強の二人が指す、対極。
お互いに、定石を超え、未知なる世界での戦い。
控え室で語る将棋仲間の言葉が面白い。
「もう、我々には理解できない世界。」
アナウンサーが、あの手この手で、お互いへ質問を繰り返す。
そして、ようやく、同じ答えを引き出した。
あなたにとって、お互いの相手の存在とは?
「相手がいて、自分が成長できた。そんな存在。」
これが、この世の、真理だと、私は考える。
宇宙の法則だと、考える。
自分の存在が、周りを成長させる。
相手の存在が、自分を成長させる。
お互いの存在が、この世を成長させる。
そして、成長し合えるための、努力をする。
こうやって、人間も、地球も、宇宙も成長してきたのだろう。
そう、思わせるような、番組だった。
結局、将棋の世界も、最後は「人間」対「人間」の戦い。
大切なのは、自分の将棋を、周りに振り回されずにやり通せるかどうか。
ブログ(周りに振り回されない)を参照http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_e3f1.html
振り回されれば、相手が気になり、ミスを誘発する。
振り回せば、自分中心に、全てが回っていく。
それにしても、将棋の世界は、知の管理の極致だと思った。
そこには、人の管理は存在しない。あるのは、己の管理のみ。
そして、最強同士の戦いともなれば、いかに「知の管理」をぶち壊し、
「情の管理」の世界へ、相手を誘えるか?。
そこからが、人間対人間の戦いの世界。
これこそ、見えない世界の中での、戦い。
番組の最後に、敗者の森内は始発で去り、
勝者の羽生は祝福を受ける。
この映像を見て、勝負の世界の、後味の良さを感じました。
当然、今回も仕事の流儀も、保存版で、DVD-Rに永久保存です。
PS
子猫のにゃんにゃんⅣを載せました。
妻が用意した、遊び道具でじゃれるにゃんにゃんです。
右上のアルバムをどうぞ。
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