著者 水元均
皆さん、こんにちは
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
さっそく、読んでみました。本当に、3日で読めました。
商人伝道師さんの、「スーパーマーケットの新常識」。
ノウハウに徹している。だから、現場にわかりやすい。
現場に強く、感度の高い商売人ならば、言っている内容は直感でわかる。
後は、著者が言うように、「やるか、やらないか」。だけ。
行動力のある商売人ならば、どこから「手」をつけていくか、決めたはず。
後は、どの部下に、どんなヒントをだそうか、決めたはず。
しかし、こうやって、全てのノウハウは、真似されていくのである。
見えるものは、いつか、見られるのである。
見られたら、真似されるのである。
真似されたら、追いつかれるのである。
著者が、サンシャインチェーンの幹部の言葉を借りて、
「店舗、脳みそ、商品」の三位一体のリニューアルが大切」。と言っている。
まさに、その通り。
そして、店舗、商品は、見えるもの。
だから、いつかは、真似される。
脳みそ(従業員の意識、考え方)は、見えないもの。
だから、見えないものを、磨いていくしかないのである。
見えないものは、真似されない。
見えないから、真似できない。
だから、見えないものが強いお店は、なぜ、強いのかも見えない。
しかし、地域のお客様には、毎日、見えているのである。
そう、毎日、利用しているから。
外部の人間の為のお店では、決して無い。
地域のお客様の為に、見えないものを磨いていく。
そんな、お店だけが、地域で一番店になれるのでろう。
見えない物を、鍛える。
商人伝道師さんには、次回、そんな著書を期待したいと、思いました。
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コメント
商人伝道師さん、コメントありがとうございます。
現場の人間に難解な本を書くか、現場の人間が動ける本を書くか。
この本は、まさに後者。
商売とは、動いてナンボ。行動してナンボの世界。
そういう意味では、いろいろな情報が共有できる本ですね。
いろいろと、今後に活用させていただきます。
投稿: てっちゃん | 2008年6月18日 (水) 22時51分
読んでいただいて、ありがとうございます。
感謝です。
実は、かなり「目に見えない」部分も書いたのですが、今回は「売り方」一本に絞り込んだんです。
原稿は、350枚くらいでしたから・・・・。
まあ、次回を期待しておいてください。
と言って、いつ出るかわからないけどね・・・・・。
多謝☆
商人伝道師。
投稿: 商人伝道師 | 2008年6月18日 (水) 10時10分