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2008年5月12日 (月)

レジチーフの判断

皆さん、こんにちは
 北関東の食品スーパーで、店長をしている「てっちゃん」です。


今日は、レジのサブチーフと面接した。

 かねてより、レジチーフから力量不足を指摘されていた。
 そして、2年目の担当者とぶつかり、信頼関係を損ねていた。

 全体的な視野が狭く、一つの事に集中すると、周りが見えなくなってしまう。
 未来が読めず、判断が常に後手後手に回ってしまい、不評を買っていた。

 私も、力量が備わっていないな、と感じていた。

彼女と面接

 本人も、今の立場での、精神的な疲労感を感じていた。
 また、部下との人間関係も悪化していると、自己評価もしていた。
 
 私は、言った。
  「サブチーフで評価されない事より、担当として評価されているほうが、
   今後の将来性は高いぞ。無理して、サブチーフの肩書きを背負う
   ことに執着する必要もないよ」。
  「自分の長所、短所を見極め、長所を伸ばせる役割を担当し、一致団結
   しているレジ部門の一員として評価されているほうが将来性が高いぞ」。

  そう話して、自ら、サブチーフを、今回は降りる事を示唆した。

その話を聞いた、レジチーフは、私の面接の後に、彼女と話し合った。

結論として、レジチーフは私に、言った。

 「彼女を、もう一度、サブチーフとして鍛えてみます。
  本人も、もう一度、やる気を出して、変化に対応します」。といっていた。と。

 私は、一度降りて、精神的な負担を軽減し、そこから再出発でも良しとしたが、
 レジチーフがここまで関わって、本人を立ち直らせる、と言い切った。

私は、これで良し、と感じていた。

 私は、本人との確認から、サブを降りる勇気も必要と考えたが、
 チーフとの関わりのなかから、サブとしての再出発に賭ける判断もありか?
 とかんがえるようになった。

 そこまで考慮した「チーフ」がいてくれる、と言う事は、
 そこまで徹底して「鍛えられる」と言う事である。

 それだけ、本人とレジチーフの人間関係は蜜になるし、
 その関係を、下の担当者は自ら学び、自分の将来に活かすのである。
 その歴史が脈々と流れていき、企業文化が育つのである。

私は、今回は、レジチーフの女気が成長したな、と感じた。
レジチーフとしては若いし、経験不足だな、と感じていたが、
ここまで、したたかに成長したか、と、考えるようになった。

レジチーフと、サブチーフ。

 今後が楽しみな二人である。


PS
 妻のステンドグラスの、パートⅡが出来上がりました。
 右上に貼り付けてありますので、よろしければ、どうぞ。

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コメント

シリウスさん、コメントありがとうございます。

 ⇒難しい判断をされましたね。

その通り、難しいです。

でも、あまり難しく考えていません。
このことに、多くの人が関わり、その結果がどうあれ、確実に「組織強化」に向かうはず。
後は、レジチーフの取り組みに期待するだけ。これも、レジチーフの成長です。

投稿: てっちゃん | 2008年5月13日 (火) 10時39分

適材適所。

難しいところです。

これでこけるとかなりの痛手。

難しい判断をされましたね。

そこから得るものもあると思いますし、

失敗をフィードバックできる人材であれば

今後の伸びが違ってくると思いますが・・。

健闘を祈ります。

投稿: シリウス | 2008年5月12日 (月) 22時24分

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