自分の「舌」を信じる
皆さん、こんにちは
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今日は、6人の店長仲間と、今年出店する競合企業の見学をした。
以前から、計画していたもので、競合企業の商品と、自社の商品を
購入し、味の食べ比べを実施してみた。
事前に、担当部門と、購入商品を決め、出身部門を中心に、主力品を
購入し、本部に帰り、食べ比べと集計、まとめを実施。
これとて、一人でやれる「限度」と、6人集まる「可能性」と
会社全体で、競合と戦う、連帯感のつながりを考えると、
こんなやり方も、大切な戦い方といえる。
さすがに、皆、出身部門の目利きと、評価は、心得たもの。
鮮魚、青果、精肉、惣菜、ベーカリーの5部門は、特に、その道のプロとして
腕を振るった連中である。
その中でも、何に、関心させられるか?
それぞれの、「舌」である。
その道で、鍛え上げられた、「舌」の敏感さには、驚かされる。
その、微妙な食感、鮮度の見分け、味の違いなど、コメントを聞いているだけで
大いに、勉強させられるのである。
結局、お客様が、最終消費者である。
お客様の立場になる、と言う事は、
煮て、焼いて、湯がいて、生で、食べてみて、どうなのか? である。
その、最後の評価を、判断するか、判断できるか、なのである。
部門責任者の、「舌」の鍛えられ方しだいで、
その部門の、こだわり、がわかる、ということ。
ひとつの商品を、自信を持って、販売する、ということは、
自分の、「舌」に、自信を持つ、ということ。
その意味で、自社の商品の試食は、非常に大切な事。
特に、生鮮は、一品一品が違っている、と思わなければならない。
その、一品一品を見分ける「目」と「舌」を鍛えることが、
プロの道を究める、大切な要素。
これも、見えない物、を鍛える、と言う事。
見えるものと、見えない物。
外見という、見えるものから、味という、見えない物を、見る力。
こんな、部下を、成長させたいと、思っております。
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コメント
海老名さん、コメント有難うございます。
その道のプロといっても、たかだか数年かじった程度。素人に毛が生えた程度。
しかし、見るポイントは、参考になりますね。鮮度、味、品質のポイントがどこなのか? 自分の出身部門の商品では見える部分が、他部門でも、見えるような気がしました。
投稿: てっちゃん | 2008年4月14日 (月) 00時08分
こんにちは、
競合店調査って重要ですよね。
その道のプロ達が、それぞれどんなコメントをしたのか、
気になりますね~。
投稿: 海老名誠 | 2008年4月13日 (日) 11時19分