入社式
皆さん、こんにちは
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今日、4月1日は、入社式。
新入社員を向かい入れる店舗の店長も参加して、入社式が開催された。
ある出来事で、モチベーションが非常に下がった状態の、私も、参加した。
心の晴れぬまま、参加したが、新入社員の爽やかな笑顔に接し、
自分の、心も、洗われる思いがした。
3日間の研修会の、初日を受け持ち、社会人の心構えを説いた時から
比べると、雲泥の差が出て、しっかり、社会人の顔つきになってきた。
新入社員の入社から、われわれ既存の従業員は、何を、学ぶべきか?
私は、常々、新入社員から、多くを学ぶべき、と思っている。
特に、研修会を終えて間もない新入社員から、学ぶのである。
彼らが持っていて、我々が失ってきた、初心の心。
我々も、もともとは、彼らが身にまとっているような、
折り目のしっかりついた、制服を着ていた。
いつしか、その、征服は、洗われ、破れ、ヨレヨレになってきた。
しかし、思い出してほしい。下ろしたての制服を。
初心の心
あまりにも、ぎこちない、緊張した、礼儀、作法。
しかし、一途に、まっすぐに、誠実に、初心の心が、伝わってくる。
この、ひたむきさが、既存の社員が失ってきた、心。
本日の、オリエンテーションで、
彼らに、問うた。
「君らの、好きな言葉、思い出したくない思い出は何か?」。
「えーと、ありがとうです。」
「感謝です。そして、友人の裏切りが思い出したくない」。
「一期一会です。彼女につい最近、振られたことです」。
好きな言葉も、うれしかったこと、思い出したくないことも、
成長とともに、変化していくもの。
そして、今、彼らを勇気付ける、言葉を知りたかった。
「ありがとう」を言った子が、3人いた。
良かったと、思った。
ありがとう。日本語が持つ、一番、綺麗な言葉である。
そして、わたしが、大好きな言葉。そして、よく、使う、言葉。
しかし、なかなか、ありがとう、を言えない人間もいる。
可愛そうな、と思える。一番綺麗な言葉を使えないとは?
それも、ヨレヨレの制服同様に、既存社員が失ってきた言葉。
ありがとう、から、人間関係が育っていくものだが、
初心の心が、失われると、ありがとうが、言えなくなってしまう。
悲しいことである。
これから、一ヶ月は、新入社員を眺めながら、心が洗われる心境。
目から鱗の、気づきを、得ていきたい。
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