副店長の迷い
皆さんこんにちは。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今日、副店長と面接をした。
皆さんも、ご存知のとおり、副店長ほど中途半端なポジションは無い。
今までは、部門に配属され、部門のルーティン業務を長年担当し続けてきた。
しかし、副店長というポジションは、ひとつのの分野から開放されて、自ら仕事を
創造していくポジション。
だから、店長と同じ視点で、問題を捉えなければならない。
そこの視点での、仕事の仕方に、なかなか切り替えられない。
それもまた、乗り越えなければならない「壁」。
それは、私も通った道。
私の、副店長の思い出で、楽しいことは、ひとつも無い。
店長への不満。部下への不満。不満だらけ。
そして、一番の不満は、誰からも評価されない、ということ。
結局は、数値責任が無いため、漠然と、日々流されてしまっていたのである。
これが、店長と副店長の、決定的な違い。
だから、副店長時代に、挫折するのである。
この時期が、一番、大切な時期なのかも知れない。
しかし、不思議なものである。
副店長時代に、嫌っていた、店長がいた。
あれだけ、嫌っていたのに、
いま、こうして、振り返ると、一番、学んでいたのである。
店長としての視点、商品面での切り込みかた
お店としての顔、部下への接し方、大切にすべきもの等々。
不思議なものである。
今までは、鮮魚チーフとして、小さい枠の中で、力を発揮していただけ。
副店長として、自ら、仕事を作り出せなかった、己の問題なのである。
しかし、副店長時代には、これが、理解できない。
お店で、一番ケアを必要とするのは、「副店長」かも知れない。
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コメント
かづちゃん、いつも、コメントありがとうございます。
かづちゃん、「鹿威し」ご存じですか?
よく、日本庭園で、池に入り込む水を貯めて、水が貯まると、水が落ちて、パカッと音がする装置です。
副店長時代とは、このような状態と思います。
なかなか、音がせず、誰からも存在すら知れれない。
しかし、中では、しっかり、水を蓄え、力を蓄えている時代。
必ず、力が評価される時が来るもの。
いまは、じっくり、力を蓄える時と思います。この時代に、しっかり、見えないものを見る力を養ってください。
投稿: てっちゃん | 2008年3月20日 (木) 07時24分
今の私の立場がその通りです。いわゆる黒子です。この立場は重要で上が思い切り仕事が出来るのも黒子の役目であると思います。その中で次期自分が上になつた時の想定勉強場であると思います。一番のパイプ役の立場でありここをうまくできないようでは上にいってもだめであると思う。それを人事ということで見ている人は見ていると思います。そんなわけで私もがんばっています。是非、そういう立場でがんばっている人は導いてください。
投稿: かずちゃん | 2008年3月20日 (木) 00時10分