今年の新入社員
皆さんこんにちは
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今年の新入社員の集合研修が、本日、本部で実施された。
今年の、講師は、私と、もう一人の店長。
私の受け持ちは、前半部分の、
「学生時代の訣別」「社会人とは」「スーパー業界に関して」
いわゆる、心構えの部分である。
毎年、新入社員が入社をしてくるが、ここ最近、とみに感じることは、
男性のひ弱さ。
そして、女性のしたたかさ。
今年は、更に、その傾向が進化しているようだ。
なぜ、男が、年々、ひ弱になっていくのか?
男は「度胸」
女は「愛嬌」
使い古された言葉ではあるが、この精神が欠如しているのではないか?
共に、人間の「生き方」、特に、男と女を区別したときの、評価である。
特に、若手の「生き方」を、年長者が、説いた言葉といえる。
年長者が、若手の成長過程の中で、チャレンジさせるために説いた言葉。
私は、この言葉を、「若いうちは、どんどん失敗せよ!」 と捉えている。
失敗は、今しか許されない、若手の特権だと、説いているのである。
男は、度胸で許される。女は愛嬌で許される。
だから、どんどん、失敗せよ。そして、学べ。それが、君らの成長。
なぜ、失敗したがらないのか?
親が、失敗させない育て方をしてきたから。
そして、自分も、失敗しない、生き方を選択してきたから。
しかし、女のしたたかさは、なぜ?
この業界で、勝負しようと入社してきたから。
従来の男の世界で、勝負しようと。
その、入社段階の意識の差が、「ひ弱さ」と「したたかさ」の明暗か。
今日の、研修会でも、男は、誰も、失敗したがらない。
男は、「度胸」で許される、女は、「愛嬌」で許される。
それで、一年間は「許されるのだ。
だから、どんどん、失敗しなさい。
それは、今だけの、特権なのだから。
失敗したくても、来年からは、失敗できない立場になるのだから。
君らの、「失敗」なんて、会社にとって、何の痛みもない。
逆に、今、失敗しなくて、将来、チャレンジ出来ない人材など、いらない。
そんな、話を、テキストから、逸脱しながら、必死に、説いてきた、今日でした。
続きは、私のお店で、たっぷりと。
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コメント
海老名さん、コメントありがとうございます。
確かに、その通りですね。失敗という言葉は無いのかも知れません。それを積み重ねて、いずれ、大きな仕事が出来れば、それは経験。
でも、この連中が、一年後にたくましく、したたかに成長していくのも、楽しみの一つ。
また、コメントお願いいたします。
投稿: てっちゃん | 2008年3月29日 (土) 07時03分
良いお話しですね。
確かに、今の若者の多くは失敗を恐れ過ぎるように見えますよね。
私は、失敗と思わずに経験を積んだと思ってくれるようにと説いています。
では、また。
投稿: 海老名誠 | 2008年3月28日 (金) 22時25分