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2008年3月 6日 (木)

心のあるべき姿

みなさん今日は。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

私は、「体のあるべき姿」と「心のあるべき姿」は車の両輪と思っている。

あるべき姿には、いろいろある。
 われわれの業界でも、あるべき売り場の状態がある。

 店長になりたてのころは、この、あるべき売り場を必死に部下に説いた。
 しかし、説けば説くほど、あるべき売り場から遠ざかっていく。

なぜか?

 心のあるべき姿を、見ていないからである。
 あるべき売り場を実現するのは、部下。
 この部下の、「心のあるべき姿」に耳を傾けなければならない。
 それは、素直に開かれた、聞く耳を持った心の状態である。

 以前の私は、この、部下の、心のあるべき姿に気づかなかった。


以前のブログで、転職して言葉が通じないと書いたが、
 転職する直前の店舗で、そのことにようやく気づくこととなる。

以前の会社で、私は、転職を心に秘めながら人事異動を受けた。
 異動しても、3ヶ月しか在籍しないことが分かっていて、である。
 これもサラリーマンの宿命。まだ何も会社には伝えていない。 
 だからといって、この場で伝えられるものでもない。

 赴任先の店舗は、前任の店長が降格されるなど、あまり評判の良いお店
 とはいえなかった。あるべき売り場では無かったのである。


 しかし、不思議なもので、退職すると覚悟したときから、部下に対する対応が
 変化した。

  自分を守る必要がない分、部下を守ろうとする。
  すると、部下にもそれが伝わり、信頼関係が生まれる。

  部下にとって、上司がどっち側の存在なのかである。
  向こう側にいるのか、こっち側にいるのか?

 その時の私は、常に、部下の側にいた。そして、守ってやった。
 私には、この会社で、守るものは、何も無いのだから。

 その時、「心のあるべき姿」に気づいたのでる。

  部下の心が、あるべき姿になって、初めて
  売り場が、あるべき姿になることに気づいたのである。

私はこれを、
 20年間在籍した私に、餞別としてくた、会社からのプレゼントだと思っている。

 よく、同僚の店長から、嘆きの声を聞く。
 言ってもやってくれない、伝えたのに伝わらない、と。

 言っただけで伝わったら、店長など要らない。
 本部からのファックス一枚で十分である。

なぜ、店長がそこに要るのか。

 部下の、心のあるべき姿を、一定に保ち続け、
 よって、そのことにより、お客様の信頼を勝ち取るからである。

わたしとて、
 そのことに気づいたのは、つい、4年前のことである。
 店長とは、それだけ、ぎりぎりの瀬戸際で、会社とお店
 上司と部下の間で、存在感を際立たせるべき存在なのである。





 

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コメント

gunnbuさん、コメント有難うございます。
上司として、上を向いていたほうが楽なんです。でも、部下の成長によって、自分の成長が得られるのなら、進むべき道はおのずと見えてくると思うのです。
また、いろいろご意見頂きたいと思います。
有難うございました。

投稿: てっちゃん | 2008年3月 9日 (日) 23時51分

はじめまして
海老名さんのところから お邪魔しました。

心のあるべき姿・・・・
とってもいいお話。しっかりと心にメモさせていただきます。

私は異業種(此方はもっぱらお客?)ですが、サービス業は どの業種でも人の管理が難しいですね。
『部下の心のあるべき姿』を考えれる上司にめぐり合える人は 幸せ者・・・かな?
  
お客さんの方を向く上司
上を向く上司
部下の方を向く上司
仲のよくない上司たち・・・色々あると思います。

店など『中が落ち着いている』って事は、それぞれの人(従業員等)の心があるべき姿に 収まっているということなのですね。

きっと、お客さんも 言葉ではなく 体感?空気で感じてしまうと思います。

『信頼』は一瞬で壊れやすく、積み上げないと得れません。
ご活躍を期待しております。 

投稿: gunbu | 2008年3月 9日 (日) 14時42分

いつも、コメントありがとうございます。

信頼とは、見えない世界の領域。

見える世界と見えない世界。

この事に、気づくかどうかだと思います。

投稿: てっちゃん | 2008年3月 7日 (金) 08時55分

信頼、
良い言葉ですね。

投稿: 海老名誠 | 2008年3月 6日 (木) 23時19分

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