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2008年3月

2008年3月31日 (月)

募集チラシ戦略

みなさんこんにちは。
 北関東の食品スーパーで、店長をしている「てっちゃん」です。

本日、以前から、人事と詰めていた、採用の募集チラシが折込チラシに入った。

この時期、人の移動の時期である。
 アルバイト、パート、正社員と、人が去り、人が入り、社会が活気付く季節。

 そして、桜の季節。

日本が、一番、輝きを放つ、季節。
 この時期が、私たちにとって、一年を左右する、大切な季節である。
 
どの地域も、人が去り、人が入る季節。
 従来のお客様が去り、新規のお客様が、お得意様になるか、ならないか?
 その、瀬戸際のせめぎ合いの季節である。

新しい地域に移動した、主婦たちは、
 自らの、毎日の、メインの買い物をする、場を選択する時期となる。
 従来の、既成の概念もなく、自らの、選択眼で、今の売り場を見る。
 そして、比較し、吟味し、決断を下す。

 そこに、待った、は、無い。
 エクスキューズも、無い。

 あるのは、事実、現実の、そこにある、売り場だけ。
 非常に、厳しい、乗るか、反るか、の季節。

 この、厳しい季節の勝者のみが、この一年を優位にリードできる。

そして、そこで、働く従業員も同様である。

 この時期に、当面の職場を探す。

 このタイミングが、そう、今なのである。
 
日本が、一番、輝きを放つ季節とは、
 まさに、このように、厳しい現実を突きつけるのである。

そして、昨日の、ブログにも記したとおり、
 惣菜の人材を、今年も、更に、強化するのである。
 ここだけは、徹底して、強化する。
 
そして、入ってきた人々に、当店の、圧倒的な、強みを、わかっていただく。

 これが、私が、毎年、この、一番輝く季節に、
 こだわり続ける、人材採用の戦略である。

ただし、本日、募集のチラシに反応してきたのは、3人のみ。
 惣菜希望者は、ゼロだった。
 これも、また、厳しい、現実である。
 しかし、必ず、優秀な人材が、このお店の惣菜の門をたたく。
 
 そう、信じて、今日も、パソコンをたたく。

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2008年3月29日 (土)

駅弁・空弁祭り

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

今日は、年に二回の「駅弁・空弁」祭り。
 3月と、10月の年に二回、値入れ5%の儲からないイベントである。

私が赴任して、7回目となるが、毎回売上を伸ばし続けている。

担当部門は「惣菜」。
 各企業でも取り組んでいるが、わが社は、「惣菜」が担当部門となる。
 利益率の高い、惣菜部門ゆえ、ついつい消極的になるものだが、
 私は、惣菜チーフにそれを許さなかった。

私には、以前の会社で培った惣菜に対する、熱い持論がある。

 今後、惣菜の弱いスーパーは、必ず衰退の道を歩むことになる。

この、持論は、無論、今でも変わりは、無い。
 いや、むしろ、ますます、確信してきている。

当然、世の中の、人々の暮らしの変化が、そうなっているのだ。

その中にあって、弁当を中心にした、米飯は、キーポイントとなる。

 そのような状況にあっての、「駅弁・空弁祭り」である。
 私は、当初から、妥協しなかった。

 「昨年比120%の計画を持て」「売り場を拡大して、全て、出し切れ」
 当然、売り場は、店長判断で、店内の一等地。条件は全て、揃えた。

そして、一番の理解者が、惣菜チーフだった。
 そして、このチーフも、元気な、女性のチーフである。
 自分の、売り場に対する、明確なビジョンを持つ、商売人である。

 今までは、ロス、廃棄、出来立て、と注文をつけられ、
 ダイナミックな売り場展開が出来ないでいた。

 その売り場を見た私は、チーフに言った。

 もっと、もっと、もっと、売り場にボリュームをつけろ。
 弁当は、3段積みにせよ。
 天ぷらは、毎週一回は、68円均一を実施せよ。

そして、これを、実現させるために、惣菜には、人材(パート)を投入した。

それも、優秀な人材を、惜しげもなく。

従来は、惣菜部門は、ついでの、部門。
 だから、人材も、よれよれの集まり。
 それは、どこの、スーパーも、同様の状態。

しかし、惣菜の商品化ほど、複雑で、技術を要する部門は、無い。
 だから、店長として、優秀な人材を、贅沢に、惣菜に、投入した。

  ・惣菜を戦略部門と捉えた、店長
  ・それに、呼応した、惣菜チーフ
  ・それを支えた、優秀な担当者
  ・そして、私は、商品部からの苦言を、シャットアウトした。

 ここまで、揃えて、売上が、上がらない、わけが無い。
 
 店長が、意思を入れる、ということは、ここまで、やる、ということ。

 そして、惣菜部門は、2年連続、2桁成長を遂げるのである。

今日は、そんな、惣菜部門の主導で、「駅弁・空弁祭り」の当日。
 今年の、計画は、1000p、120万。

朝だけ、売り場作りを手伝い、
 惣菜チーフの、爽やかな笑顔を確認し、
 休日をとって、帰宅した。

 よし、この売り場なら、計画通り!

明日が、楽しみである。

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2008年3月28日 (金)

今年の新入社員

皆さんこんにちは
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年の新入社員の集合研修が、本日、本部で実施された。

今年の、講師は、私と、もう一人の店長。

 私の受け持ちは、前半部分の、
 「学生時代の訣別」「社会人とは」「スーパー業界に関して」 

いわゆる、心構えの部分である。

毎年、新入社員が入社をしてくるが、ここ最近、とみに感じることは、

 男性のひ弱さ。
 そして、女性のしたたかさ。

 今年は、更に、その傾向が進化しているようだ。

なぜ、男が、年々、ひ弱になっていくのか?

 男は「度胸」
 女は「愛嬌」

使い古された言葉ではあるが、この精神が欠如しているのではないか?

 共に、人間の「生き方」、特に、男と女を区別したときの、評価である。
 特に、若手の「生き方」を、年長者が、説いた言葉といえる。

年長者が、若手の成長過程の中で、チャレンジさせるために説いた言葉。

 私は、この言葉を、「若いうちは、どんどん失敗せよ!」 と捉えている。
 失敗は、今しか許されない、若手の特権だと、説いているのである。
 男は、度胸で許される。女は愛嬌で許される。
 だから、どんどん、失敗せよ。そして、学べ。それが、君らの成長。

なぜ、失敗したがらないのか?

 親が、失敗させない育て方をしてきたから。
 そして、自分も、失敗しない、生き方を選択してきたから。

しかし、女のしたたかさは、なぜ?

 この業界で、勝負しようと入社してきたから。
 従来の男の世界で、勝負しようと。
 
その、入社段階の意識の差が、「ひ弱さ」と「したたかさ」の明暗か。

今日の、研修会でも、男は、誰も、失敗したがらない。

 男は、「度胸」で許される、女は、「愛嬌」で許される。
 それで、一年間は「許されるのだ。
 だから、どんどん、失敗しなさい。
 それは、今だけの、特権なのだから。

失敗したくても、来年からは、失敗できない立場になるのだから。
君らの、「失敗」なんて、会社にとって、何の痛みもない。

 逆に、今、失敗しなくて、将来、チャレンジ出来ない人材など、いらない。

そんな、話を、テキストから、逸脱しながら、必死に、説いてきた、今日でした。
 
続きは、私のお店で、たっぷりと。
 

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2008年3月27日 (木)

別れ

皆さんこんにちは
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

以前のブログでお話した、今月いっぱいで退職する
ある部門チーフが、最後の挨拶に来た。

やはり、私にも止められなかった。

 時すでに遅し。

全ての歯車が、複雑に絡み合って、元に戻れる状態には、なかった。


久しぶりに、会ったが、顔は、すっきりしていた。

 20日から、有給を使って、休日を取っているという。
 店長に、最後の有給の申請をしたら、
 「後を、濁すな」と言われたらしい。

 それを聞いて、
 「意地でも、有給を取ってやる」と決意したと、いう。

これを聞いて、全てが、理解できた。

 家族、というのは、仮の、退職理由。
 本心は、自分の、上司にあったのだ。

男とは、いろんなものを、背負って、仕事に、取り組む。

 しかし、それでも、仕事を続けるのは、

なぜか?

 自らの、存在感を、強く、認識できるからだ。
 人間とは、本来、そういう、存在なのである。

 そして、そのような状態に、あるならば、
 決して、そこからは、自ら、逃げたりはしない。

 敢えて、そこから、逃げる、ということは、
 別の、大きな、力が働いているから。

 それは、上司、という、壁である。

以前のブログで、私は、言った。

 上司は、部下の、人生を背負う、という、覚悟を持つべきだ   と。
 その、覚悟の無い上司からは、部下は、去っていく。
 それも、自分の人生を賭けて、去っていくのだ。

見えないものを、見抜く力があれば、

 最後ぐらい、快く、送り出してやる。
 「有給は、全て、消化して、退職しろ」。と言うだろう。

 そして、その恩義を感じた者は、
 「有給など、いりません。その気持ちだけで結構です」。と返す。

 それが、人間の、見えない、感情の世界。

 これが、心のあるべき姿、の状態。
 真っすぐで、曇りのない、快晴の状態。

今日、彼は、久しぶりに、心のあるべき状態、に、戻っていた。

 それが、私と彼の、信頼関係である。

 

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2008年3月26日 (水)

女を磨く、とは?

皆さん、こんにちは
 北関東で店長をしている「てっちゃん」です。

前回の続きから、
 「女を磨く」とは、どういうことなのか?

男を磨くことと、女を磨くことの違い。

それは、人間が進化をしていく、過程で、古来から何万年も続いてきた、
男女の営みの違いからくるもの。

子孫繁栄を、共同作業として、男と女で役割分担し、
女性は、主に、出産と育児を受け持った。

自分の体のホルモンバランスを崩し、別の命を身ごもり、
自分の栄養を与え、自分の命以上に、子供を大切に育ててきた、歴史。

この、役割は、絶対に、男には、理解できない。


私は、このこと、そのものが、女を磨く、事だと、思っている。


これは、とにかく、誰の子供でもいいから、と言っているのではない。

自分が惚れ込んだ男性、命を預けるに値する男性と見込んだから、
その、血を受け継ぐ、子孫を命がけで、守り通せる覚悟を秘めるのである。

だから、男性も、それに応える、覚悟を要するのである。
この、男の「覚悟」が、ここ最近、崩れてきているのでは、ないだろうか?。


こうして、子供を出産し、育て上げた女性は、強い。
強い、というより、ある種の、「凄み」を感じる。
磨かれた女性の、「凄み」である。

自分の体のホルモンバランスを壊しながら、命がけで、ものごとに向き合う。

そのような、女性たちに囲まれながら、スーパーマーケットの店長は、
仕事をしているのである。

彼女らの、命がけで愛した、男性の生き方と、常に、比較されているのである。

その、覚悟をもって、店長として、仕事をしているのか?

 これは、もう、一人の人間の、「生き方」の問題である。
 そして、私には、ハッキリ言って、自信は、無い。

だから、自らも、磨いていこう、と思う。
少しでも、近づきたいと、思う。


女を、磨く。

 まずは、命がけの、男と出会えるか?
 お互いに、命がけで、生涯を共にするに、値する、相手なのか?

そのために、男は、それ以上に、自分を磨かなければならない。
この、お互いの存在で、自らを成長させられる、関係。

人間社会に、欠けてきた、男と女の共同作業。
 磨かれた人間同士の、魂の共鳴。

このような、空気に満ちた、お店を理想としたい。

だから、店長として、部下の、見えない世界を鍛えるのである。
見えない「心」を、徹底して、鍛えていくのである。
店長自身の、言霊をもって、命がけで。

歴史は、繰り返すもの。
 自分の発した、「言霊」も、脈々と受け継がれていくのだから。


 

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自分を磨く

皆さんこんにちは
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

昨日は、レジの女子社員と、他愛の無い会話をした。

それにしても、最近の若い女性の結婚願望は、異常なほど高い。
夢は、「出来ちゃった婚」だという。
それでも、結婚、出産が激減している現状。

原因は、男性の自主性と積極性の欠如か?

店長~~  早く結婚したいよ~~。

 結婚したかったら、女を磨け! 

どうしたら、女を磨けるんですか~~。

 いっぱい、本を読め!

え~~。本を読むのって、大嫌い。

 誰でも、初めから、好きな人間はいない!

どんな「本」を読めば、いいんですか?

 こんど、持ってきてやるよ!


たしかに、いろいろなメディアの開発で、本を読む習慣が皆無になっている。
私も、本格的に、「本」を読むようになったのは、40歳を越してから。
 最近は、もっぱら、「生き方」の本が中心。
 読む本も、その時々の、自分の課題に応じて変化している。

 20歳代は、自己啓発が中心。
 30歳代は、組織に関するものに興味をもった。
 40歳代で、マネジメントの考え方が知りたかった。
 そして、最近は、生き方を問うものに変化。

最近は、ブック・オフに見られるような、古本屋が多く出現し、
発売時に2000円もしていた本が、5年も過ぎれば、105円。
だったら、失敗しても元は取れるとばかりに、一回で5冊ぐらい、
買い込んで、濫読するようにり、読書量も、半端でなくなった。

そう、考えると、経験と読書とは、相関関係にあり、

 経験が、理論を受け入れ、
 理論が、実践を促し、
 実践が、経験を積み重ねる。

このような、流れを引き起こしているのか?

いずれにせよ、読書により、経験と理論とが、自分の体に、
より自然に、入り込んでいくのが、よく、わかってきたのである。

  自分を磨く。

簡単には、言うが、今いえるのは、
まず、点描をひたすら、打ち込め。

打てば打つほど、
後で、読書からの、理論武装の量も増える。


次回は、更に、女を磨くとは?
 レジの女子社員との会話の続きから。

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2008年3月21日 (金)

人生は点描

皆さん、こんにちは
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、昨年の新入社員と面接をした。
 
 次期新入社員が、間もなく入社する。
 昨年一年間の、新入社員としての、守られた期間を過ぎ、
 いよいよ、先輩社員として、洗われる、立場となる。
 
  その、「自覚」の、確認をした。

 半年前に、彼らが、研修期間を過ぎ、部門配属前にも面接をした。
 
  その時から、半年。
  彼らも、おおいに成長した。
  しかし、今後は、守られる立場から、磨かれる立場になる。
  自らをさらけ出し、磨かれるだけの、タフネスが要求されるからだ。

 半年前の面接で、彼らには、こんなことを話した。

  人生は、「点描」である、と。

 これは、私の持論でもある。

  人生は、「点描」

 点描とは、ご存知の方もいると思うが、
 点をいくつも、重ねるだけの、絵である。
 非常に、根気のいる、点の積み重ね。

 初めは、それこそ、ただの点。
 当面は、何を描いているのかも、見えない。
 遠くから見ると、まだまだ、白紙。

  5年も打ち続けて、ようやく、形になってくる。
 
 しかし、輪郭が、ようやく、見えてくる程度。
 それでも、何を描こうとしているかが、ようやく、見えてきた。

  10年で、本人は、ようやく、ここまで来たかと、自己満足する。
 
 しかし、まだまだ、平面の絵に過ぎない。
 濃淡が、無いのだ。深みも無い。

  20年打ち続けて、ようやく、濃淡がハッキリと現れてきた。
 
 不思議なもので、この時期になると、自らの「点描」の
 未熟さが、物足りなさが、見えてくるもの。

  こうして、ひとつの、道を、極めていくのである。

 それだけ、この道は、奥深い、ということ。
 それだけ、コツコツと、未来を信じて、打ち続ける、ということ。
 それだけ、結果は、まだまだ、現れてこない、ということ。
 それだけ、日々の、一点一点が、未来に向かう、ということ。

  昨年一年間の経験があるから、今年の一年が活きてくるのである。
  今年一年間の経験があるから、未来が見えてくるのである。

 そんな、話を、したと、思う。

  だから、この、3年間は、ひたすら、点を打ち込め、と。
  形にこだわらず、姿にこだわらず、大きさにこだわらず。
  ひたすら、経験を詰め、と。
  自分の、引き出しを、たくさん、造れ、と。

 そして、今年の、新入社員にも、同じことの、繰り返し。

  その言葉が、どれだけ、彼らの、心に響くか?

  楽しみである。

 
 
 

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2008年3月19日 (水)

お客様の道

皆さんこんにちは
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

先日、一本の電話が携帯にかかってきた。
 以前ブログでお話しした、退職前の最後のお店の時の青果チーフである。
 そのときに、私を助けてくれたひとりである。

 人事異動で、東北から北関東に異動してきたらしい。
 それも、私のお店から、10kのところに。

早速、私のお店の青果チーフとともに、いってきた。
 成長していた。
 顔つきに、厳しさが備わっていた。
 そして、私を認めると、以前の柔和な笑顔が戻っていた。

しかし、私を、一番驚かしてのは、そんなことではなかった。
 
 以前、私が、彼に、いつも諭していたこと。
 それを、しっかり、守っていたのである。

それは?

 「お客様の通り道を造れ」

特に、青果はお店のトップ。顔である。
 お客様は、買い物かごとカートを持って、青果のトップに立つ。
 さて、どのルートを通って、今日の物語のアプローチをとるか?

彼のお店には、しっかりと、買い物ルートができていた。
彼が来る以前には無かった、「道」ができていた。

私たちの商売は、お客様商売。
 個人商店は、今でも、対面での、フェイストゥーフェイスが当たり前。
 しかし、チェーンストアともなると、一日に3000人程度のお客様が来店。
 
 そうなると、我々の商売は、確率のウェートが高まる。
 何人のお客様が、どの「道」を通って、どこで立ち止まるか?
 立ち止まったら、いよいよ勝負。商品力の出番である。
 
商売とは、このように、単に商品を並べることではない。
 一つの商品を買っていただくまでに、長い長い道のりがある。 

 お客様は、何気なく、買い物ルートを決めているように思われるが、
 実は、無意識に、この、「道」に誘われて、自然に「足」が向くのである。

この、「道」を造れ

 彼には、このことを、いつも諭していた。
 そして、それは、脈々と受け継がれていた。
 そして、お客様が、軽快に、その「道」を通って、自らの物語を歩んでいた。

彼は言った。

 「以前に、店長が言っていた、「道」を一番初めに造りました。
 
私は、理解した。

 彼が、ここに異動した、本当の目的が。
 会社は見抜いていたのである。彼の実力を。 

 

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2008年3月17日 (月)

若手の挫折

皆さんこんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、ある、鮮担当者と面接をした。
昨年まで、あるお店で「チーフ」をやっていたが、降格になりこのお店に赴任してきた人間だ。

  チーフから、担当者へ。
  店長から、副店長へ。

いずれも大きな挫折である。

  長い職業人生の中で、大なり小なりの挫折はつきもの。

しかし、降格という現実は精神的なダメージも計り知れない。
彼も、現在モチベーションは決して高くない。

  やることだけやったら、定時で退社する。
  チーフがいるときと、いないときで仕事ぶりが大きく変わる。
  パートさんを差別する。等々。

率直に、彼に聞いた。

  「チーフに戻る気は、あるのか?」。
 
    「戻りたいです。」

  「だったら、仕事への取り組み方を変えろ。

要するに、心のあるべき姿から程遠い状態なのである。

  降格という、精神的ダメージが影響している。

なぜ、降格したのか?
 
  上司と合わなかったから。

結局、上司に振り回されたのである。
そして、心のあるべき姿を失ってしまった。

私は、彼にもう一度正した。
 
  「本当に、チーフに戻りたいか?」
 
    「戻りたいです。」
 
  「その言葉に後悔するなよ。」

33歳、まだまだやり直しはきく。

  今、彼に必要なのは心に響く言葉である。

そして、その言葉から心のあるべき姿に戻ることである。

彼に言った。

  「後輩を欺く仕事だけはするな」。
  「上司をだますことは、簡単。いくらでもごまかせる。しかし、部下・後輩だけはだませない」

なぜか、

  後輩は、先輩の背中を見ているから。
  先輩は、後輩に対して「無防備」。
 
素顔をさらけ出してしまうのである。
だから、怖いのである。
 
  後輩だけは、だませない。

しっかり、見られている。

だから、その後輩を欺く仕事だけは、するな!

 それだけ、気をつけていれば、昇格は、いずれ、ついて回る。

それに気づいたとき、自分も成長しているのである。
そして、心のあるべき姿を、取り戻すのである。






 

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2008年3月16日 (日)

副店長の迷い

皆さんこんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

今日、副店長と面接をした。

皆さんも、ご存知のとおり、副店長ほど中途半端なポジションは無い。
今までは、部門に配属され、部門のルーティン業務を長年担当し続けてきた。

しかし、副店長というポジションは、ひとつのの分野から開放されて、自ら仕事を
創造していくポジション。

 だから、店長と同じ視点で、問題を捉えなければならない。

そこの視点での、仕事の仕方に、なかなか切り替えられない。
 それもまた、乗り越えなければならない「壁」。

それは、私も通った道。
私の、副店長の思い出で、楽しいことは、ひとつも無い。

店長への不満。部下への不満。不満だらけ。
そして、一番の不満は、誰からも評価されない、ということ。

結局は、数値責任が無いため、漠然と、日々流されてしまっていたのである。
これが、店長と副店長の、決定的な違い。

だから、副店長時代に、挫折するのである。
この時期が、一番、大切な時期なのかも知れない。

しかし、不思議なものである。

副店長時代に、嫌っていた、店長がいた。
あれだけ、嫌っていたのに、
いま、こうして、振り返ると、一番、学んでいたのである。

 店長としての視点、商品面での切り込みかた
 お店としての顔、部下への接し方、大切にすべきもの等々。

不思議なものである。

 今までは、鮮魚チーフとして、小さい枠の中で、力を発揮していただけ。
 副店長として、自ら、仕事を作り出せなかった、己の問題なのである。

しかし、副店長時代には、これが、理解できない。

 お店で、一番ケアを必要とするのは、「副店長」かも知れない。

 

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2008年3月13日 (木)

彼岸商戦

皆さん、こんにちは。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

いよいよ、春彼岸商戦である。

 食品スーパーにとって、彼岸商戦は、明暗がハッキリ分かれるイベント。

なぜか?

 生花の展開で決まるからである。

なぜか?

 日本人が、古来より、たしなんできた、彼岸の暮らしがあるから。
 ご先祖様を敬う、日本人の心に、変わりはないから。

だから

 お客様は、生花を安心して買えるお店を、信頼するのである。

だから

 お店は、生花を、最高の場所で売り込むべきなのである。

この繰り返しの積み重ねが、お店とお客様の、呼吸なのである。

 吸ったら、吐く。吐いたら、吸う。
 この歴史を、ひたすら積み重ねる。

そうして

 呼吸は安定してくる。
  大きく吸ったら、大きく吐く。ゆっくり吸ったら、ゆっくり吐く。

こうして、お店とお客様の信頼関係は、磨かれていく。
こうして、お客様の期待は、更に、高まっていく。
こうして、お店は、更に、成長していく。

 お店とお客様は、車の両輪。
 
お店は、お客様によって磨かれ、鍛えられていく。
お店は、競合によって、左右されるのもでは、決して無い。

私が、赴任して、4回目の春彼岸。

 今年は、何をもって、磨かれるのか。

 楽しみである。
 
 

 
  


 

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2008年3月12日 (水)

商売の満足感

皆さん、今日は。
 北関東の食品スーパーで、店長をしている「てっちゃん」です。

ブログをはじめて、約一ヶ月。
いろいろな方からのご支援もあり、順調に継続できております。
本当に、有難うございます。

10年前に購入したパソコンも、ブログまで想定しておらず、動作も緩慢に
なってきており、この際とばかりに、新規購入することとしました。

仕事柄、買うことに関しては、得意なほうである。

モバイル系の軽量コンパクトなモデルにあたりをつけ、販売店へ。

買い方(カネの使い方)にも、個性が出ると思う。

 私は、商品自体にもこだわりはあるが、販売員に信頼が置けたら、
 間髪いれずに、購入するほうである。

 その、判断基準は「感」である。販売員と私の呼吸が合ったかどうか

 買うことと、売ることは、表裏一体。

 買うことの上手な人は、売ることも上手。

 「店員さん、あなたの一番のお勧めは?」
 「あなたが言うのだから、間違いないだろう」

 そこまで、言われた店員は、自分の最高のものを提供する。
 それが、「商売魂」というものである。

 最高のものを提供し、感謝され、満足感を得る。
 最高のものを提供され、感謝し、満足感を得る。

  これが、お客様とお店の信頼関係。

 しかし、だまされることも、たまには、ある。
 だまされるというよりは、意思疎通の食い違い。

 しかし、だまされる確率より、信頼して得られた「得」のほうが
 圧倒的に大きいし、精神的な満足感は更に大きい。

私のお店にも、買い方の上手なお客様が多い。

 店長さん、どのマグロがおいしいの?

  以前、本まぐろの解体即売会を、私自身が実演販売していた
  ことを知っているお客様が聞いてくる。

 お客様は、脂の乗っているまぐろが好み?

  あたりまえよ!

 私だったら、この「サク」を買いますね。この中で、一番「脂」が乗ってますよ。

「この中で、一番」

 これが、キーワードである。

 一番のサービスを受けた。
 この中から、一番おいしいものを選んだ。 

 この「満足感」である。

 主婦の買い物のワールドで、まさに、買う満足をお店が満たせるか。
 これは、お客様を「だませ」と言っているのでは、ない。


今回のパソコンも、そういうわけで、満足感の高い買い物だった。

 しかし、現在、諸所の設定に追われ、悪戦苦闘中である。
 これも、楽しみの一つであるが。
  

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2008年3月10日 (月)

部下との意思疎通

皆さん、今日は。
 北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

先日、ある部門チーフから相談がありました。

 「担当者の○○さんを、どこかに異動させてください。」

なぜ?

 「僕の作業指示をぜんぜん守らないんです。」

○○さんを呼んで、事情徴収

 「どうして、作業指示を守らない?」

  「全員で商品化してしまって、8段カートが不足。私が品出しをして、8段カート
   を空けないと、商品造りが回らなかったんです。」

 「普段は誰が、品出しをするんだ?」

  「今日だったら、人員が多いので、普通はチーフが品出し専門で動いたほうが
   スムーズに進むと思うんです。でも、チーフも肉を切っていたので、見かねて
   私が品出しをしてしまいました。」

 「なるほど。」

 このような内容が、普段の部門の内情のようです。

 結局は、意思疎通だけである。
 意思疎通のボタンを掛け違うと、いつの間にか、まったく違う方向に進んでしまう
 ものである。

 いろいろな物(本部政策、店政策、数値、教育、内部人間関係等)を背負いなが
 ら、部門運営を強いられるチーフ職も重労働である。まして、年上の2名と新人
 2名を引きつれ、日販90万のお店を回すのだから、一流でなければならない。

 チーフ職2年目の彼は、このお店からチーフとして小規模店に赴任。実績を認め
 られ、ここに赴任。若手でバリバリのチーフである。

 最近、顔つきがキツクなってきたな、と心配では、あった。

 「その、壁にぶつかったか?。」

  意思疎通の壁である。

 こういう場合は、私を含めた、3人で話すのが、確実に、解決する。

  確認したのは、
   会社の方向性。そこから流れる、お店の方向性。そいて、具体策。
  
  それらの、考え方の部分は、全員理解している。しっかり、理解している。

 何が問題か?

  意思疎通である。

  ほんのちょっとした、ボタンの掛け違い。はじめの一声なのである。

   「○○さん、私、品出しするから、この牛、切っといて。」 「ハイ!。」

  または、

   「チーフ、私、牛、切りますから、品出ししてください。」 「お願いします」

  笑顔で、こんな会話が、はじめにあったなら、このような事態にまでは
  行くわけないのである。

 しかし、このような壁は、ほとんどの人が通るもの。

  そして、後で後悔するもの。
    「どうして、はじめの一歩が、でなかったのか?」と。

  しかし、当事者になると、それが見えない。

 店長になると、更に、見えなくなる。

  誰も言ってくれないから。

  だから、常に、「自分の立つ位置は、ここでいいのか?」と自問自答する。

  軌道修正してくれる人を、そばに、置く。素直な気持ちで、耳を傾ける。

  そうやって、いろいろな物が見えてきたら、決断する。

   「この道でいく」。

  と。

  

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2008年3月 7日 (金)

競合店 私の流儀

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

いよいよ、私が店長をしているお店の近く(わずか1k)の所に、
競合店が、今年度中にオープンする。

先日の3月2日(日)、ひな祭りの前日に、そのオープン予定の競合店の店長が
私に、挨拶に来た。

 実は、これ、私の流儀なのだ。

 挨拶に来い! と言った訳では、無い。

 私の流儀が、この地域で、業界の流儀になっているのだろう。

ブログのプロフィールにも書いたが、私の趣味の一つに、競合店MRがある。
そして、フォーマルでMRした場合は、必ずこちらから名刺を出して自己紹介する。

 相手の店長の対応は、千差万別。
   怪訝そうに見て、忙しそうにしている店長。
   丁寧に笑顔で返してくれて、情報交換する店長。

これは、私のお店に、業界関係者が来られたときも、同様。

 それらしき人物には、こちらから名刺を差し出し
   私は、店長の○○と申しますが、どちらの方ですか?

 そして、相手の対応もまた、千差万別。
   怪訝そうに見て、関係ない、とシラを切る人。
   丁寧に、名刺を出して、見させてくださいと言ってくれる人。

 いずれ、相手が来なくても、私の方から出向いたと思う。
 それを、知っていて、挨拶に来られたのだと思う。
 
競合店の店長として、お互いに、戦う存在ではあるものの、
会社を一歩離れれば、同じ営業、同じ店長の仲間である。

 そして、同じ店長として、相手の心情が分かる同士でもある。

私は、競合店の店長ほど大切にしたいと考えている。
 以前は、隣の競合店の店長が、万札の両替に来られた。
 苦しいときは一緒である。手の内も見せ合う。
 どうせ、お店を見れば、分かってしまうものだから。

このように、見えるものは、誰にでも、見られてしまうのである。
だから、見えないものを、しっかり、鍛えるのである。

 見えないものを、見抜く店長。

 このような店長に、出会いたいものである。


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2008年3月 6日 (木)

心のあるべき姿

みなさん今日は。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

私は、「体のあるべき姿」と「心のあるべき姿」は車の両輪と思っている。

あるべき姿には、いろいろある。
 われわれの業界でも、あるべき売り場の状態がある。

 店長になりたてのころは、この、あるべき売り場を必死に部下に説いた。
 しかし、説けば説くほど、あるべき売り場から遠ざかっていく。

なぜか?

 心のあるべき姿を、見ていないからである。
 あるべき売り場を実現するのは、部下。
 この部下の、「心のあるべき姿」に耳を傾けなければならない。
 それは、素直に開かれた、聞く耳を持った心の状態である。

 以前の私は、この、部下の、心のあるべき姿に気づかなかった。


以前のブログで、転職して言葉が通じないと書いたが、
 転職する直前の店舗で、そのことにようやく気づくこととなる。

以前の会社で、私は、転職を心に秘めながら人事異動を受けた。
 異動しても、3ヶ月しか在籍しないことが分かっていて、である。
 これもサラリーマンの宿命。まだ何も会社には伝えていない。 
 だからといって、この場で伝えられるものでもない。

 赴任先の店舗は、前任の店長が降格されるなど、あまり評判の良いお店
 とはいえなかった。あるべき売り場では無かったのである。


 しかし、不思議なもので、退職すると覚悟したときから、部下に対する対応が
 変化した。

  自分を守る必要がない分、部下を守ろうとする。
  すると、部下にもそれが伝わり、信頼関係が生まれる。

  部下にとって、上司がどっち側の存在なのかである。
  向こう側にいるのか、こっち側にいるのか?

 その時の私は、常に、部下の側にいた。そして、守ってやった。
 私には、この会社で、守るものは、何も無いのだから。

 その時、「心のあるべき姿」に気づいたのでる。

  部下の心が、あるべき姿になって、初めて
  売り場が、あるべき姿になることに気づいたのである。

私はこれを、
 20年間在籍した私に、餞別としてくた、会社からのプレゼントだと思っている。

 よく、同僚の店長から、嘆きの声を聞く。
 言ってもやってくれない、伝えたのに伝わらない、と。

 言っただけで伝わったら、店長など要らない。
 本部からのファックス一枚で十分である。

なぜ、店長がそこに要るのか。

 部下の、心のあるべき姿を、一定に保ち続け、
 よって、そのことにより、お客様の信頼を勝ち取るからである。

わたしとて、
 そのことに気づいたのは、つい、4年前のことである。
 店長とは、それだけ、ぎりぎりの瀬戸際で、会社とお店
 上司と部下の間で、存在感を際立たせるべき存在なのである。





 

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2008年3月 5日 (水)

病(やまい)

全国の食品スーパーのみなさん、今日は。
 北関東の食品スーパーで、店長をしている「てっちゃん」です。

情けないことに、風邪をひいてしまいました。
 胃腸炎型の風邪のようです。おなかの調子が最悪です。
 
女房からは、「ブログのやりすぎよ」とたしなめられる始末。

 よって、本日は、これにて終了とします。

 とにかく、「心のあるべき姿」よりも、
 今日は、「体のあるべき姿」に戻す努力です。

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2008年3月 4日 (火)

退職

全国の食品スーパーのみなさん、今日は。
 北関東の食品スーパーで、店長をしている「てっちゃん」です。

前回のブログで、青果のパイン切り立て販売のお話をしました。
 そこで、青果チーフといっしょに、切り立て販売をしていたところ、
 青果チーフから、私に、こんな話が、

  「この店から異動した、チーフの○○が退職するの聞いてますか?」

 なに!!

  青果チーフとそのチーフは同期。

  そして、そのチーフは、私が転職して、このお店の店長になったとき
  からの付き合い。現在は他店舗(新店)のチーフとして活躍。

  わたしが、言葉が通じず、悩んでいたときからの私の「盟友」のひとり。
  この道10年のベテランチーフであり、部門日販を大きく伸ばした実力者
  でもある。

  その部門の数値が不振の折には、共に評判店を見て歩き、学んだものだ。


 なぜ?

  週末の休日が取れず、家族との話し合いの結果。

 しかし、それは、この先、いっときの問題だろうが。
  
 わたしなら、絶対に辞めさせない。

  週末の休日、子供との対話、妻との結びつき。
  いずれも、お互いが成長する瞬間瞬間で変化していくもの。

  いぜれ、子供も成長し、妻の負担も軽くなり、夫婦ともに、ゆっくりと
  話し合える時間も訪れる。

  それを、どこまで、会社と家族と本人がお互いを許しあい、フォロー
  し合えるか。

 以前のブログでお話しましたが、3年を経た企業人は、その道を歩み
  続けたほうが、目指す道への到達は圧倒的に早い。

 このまま転職すれば、またはじめの3年間を基本の習得に費やすこととなる。
  10年の継続を更に、3年続けることでの、本人のメリットのほうがはるかに
  大きいのである。

 わたしなら、ひっぱたいてでも、辞めさせない。

  5年後には、必ず、このことが、感謝されるからである。

 そう、今からでも遅くない。

  彼と、話してみよう。
  

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ひな祭り動向(3)

食品スーパーの店長のみなさん
 北関東で食品スーパーの店長をしている「てっちゃん」です。

今年度にはいり、3日連続の投稿をめざしていましたが、昨日のひな祭り当日は、コタコタになり、投稿はあえなく断念。

一日が土曜スタートのため、好調に推移した今年の「ひな祭り」だが、さすがの月曜日、ヒートダウンだろう、との思い込みがあったが、さすがのひな祭り、午後からのお客様の集中には完全にやられた。

前回の投稿で、お店の実績は、お店とお客様との信頼関係がなせる共同作業だとお話しましたが、まさにひな祭り当日は、午後6時までは持ちこたえられたが、それ以降は完全に崩壊。お客様の信頼に応えられなかった。

しかし、これも次回への起爆剤。お客様の信頼は、われわれの予想を上回っていたという事である。更にバージョンアップした計画と展開ができるということである。

そして、各部門の担当者はこの3日間よくやってくれた。
特に、青果部門は、パインの切り立て販売を実施。日、月で6入りパイン80ケースを全て店頭で加工し、完売。約20万の販売。立派なものである。

いくつ売る、と計画したら仕入れる、仕入れたら、売り切る。

商売とは、簡単に言えば、こういうこと。
単純である。

しかし、途中で、あれはどうした?。これはどうなってんだ?と雑音が入る。

すると、現場は、単純な商売を、難しく難しく考えてしまう。

結果
 無駄な作業が増え、目の前のお客様が見えなくなってしまう。

目の前のお客様に集中させる。雑音を与えない、聞かせない。

 これも大切な、「店長」の仕事と考えます。

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2008年3月 3日 (月)

ひな祭り動向(2)

全国の食品スーパーのみなさん、今日は。
 北関東の食品スーパーで、店長をしている「てっちゃん」です。

本日、ひな祭り前日。
 思いもよらず、大爆発。
 特に、開店後からの来客は、想像以上だった。

今日のメインは鮮魚。

しかし、入り口で、パインの切り立て販売でお客様をお出迎え。
切り立ての鮮度と味は格別である。
入り口で試食を召し上がったお客様の3割はお買い上げ。
 本当にありがたいことです。

メインの鮮魚では、メインのすし種(580円、980円、1280円の3アイテム)を展開。
更に、ちらしすし材料としての「いくら」が朝から大爆発。
 国産のいくらに拘って、ここ3年間売り続けてきた努力が、このような場面で
 お客様からの支持を一気に背負ったと言う感じ。

 継続は力である。

ひな祭りに関しては、今年も含めて4年間、私が店長になってから、
ずーっと、似たような部門合同展開をしているが、毎年、変化をさせながらの
展開の継続が、お客様に、期待と満足を高めてきたのだろうと考える。

 お店とお客様は、車の両輪の関係だと、私は、かねてより思っています。

信頼関係の成り立っている「お店」と「お客様」は、常に、信頼をベースにお互いの
関係が深まっていくもの。

お店は、お客様を信頼し、ひな祭りのイベントに、ここまでやるか!の売り場
提案を実施し、お客様を信頼し、スペース拡大し、夕方まで徹底したボリューム
で、お客様をお迎えする。

お客様は、お店を信頼し、ひな祭りに「ちらし寿司」で食卓を飾り付ける為に、
信頼のできるお店に買出し。あのお店は夕方までしっかり、鮮度のよい出来立ての
寿司ネタを品揃えしてくれているから、安心して夕方6時からの買出しができる。

お店とお客様は、このお互いの信頼関係があって初めて、ダイナミックなイベント
での展開ができるし、チャレンジができる。

しかし、それとて、一日や二日で実るものではない。

長い年月のお互いの思考錯誤がなせる業。

しかし、今年のひな祭りも、お客様に「負けてしまった」。

今年こそは! と思いながら、計画を練って実現したひな祭りの売り場だったが、
またしても、お客様が当店に対する期待は、それ以上だったのである。

 来年こそは!

その関係が、お互いの成長を促進させてくれるのだと、考えます。

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2008年3月 2日 (日)

ひな祭り動向(1)

食品スーパーで、店長をされている皆さん、今日は。
北関東の食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。

いよいよ、3月。新年度のスタート。
 そして、新年度始めのイベント「ひな祭り」のスタート。

 今年は、土曜スタートで月曜が当日の曜日まわり。
 皆さんのお店の状況はいかがでしょうか?。

 店舗全体の売り上げは別として、「ひな祭り」に関する動きは早い感じ。
 迷った挙句に、一日から展開した「ひな祭り」の合同展開も順調に動いている。

 いろんな状況から、今年は、鮮魚のすし種の動きが活発。
 それに伴い、酢、すしのこ、きざみのり、等の
 部門合同展開の品々の動きも活発である。

  今年は、更にこの展開の中に、青果の「菜の花」もささやかながら合同展開。
 
 桃色の売り場展開の中に、野菜の「緑」が混じると、売り場が締まるもの。
 そして、売り場の鮮度感が一気に加速するもの。
 菜の花の動きが良いわけではないが、売り場の質を高める役割は大きい。

わたしは、合同展開には、よく野菜の関連を配置するのが好きだ。

なぜか?

 鮮度感、カラーコントロール、そして、青果物の買い忘れ。
 この「緑」が存在することでの、合同展開の集客は、1.5倍に拡大される。

われわれのお客様は、ほとんどが「女性」

 女性のことは、女性が一番よく知っている。
 パートさんに聞けば、この売り場に「何が足りないのか?」が、よく知っている。
 今回も、ちょっとしたその、「隠れた意見」が、大いに活きています。

さて、ひな祭り商戦は始まったばかり、本日から、いよいよ本番です。

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