店長って、何?
全国、食品スーパーの店長の皆さん、
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
このブログは「店長日記」。しかし、一週間に一度の更新では、「店長週報」と
呼ぶべきでしょうが、それでは、「リアル」な世界に戻ってしまいますので、ここ
は敢えて、「店長日報」で通すことといたします。
この世界はあくまでも、「インフォーマル」な世界。店長週報では、皆さんもご存
知の通りリアルな現実の世界。自分の上司に週報を提出する「義務」の世界に
舞い戻ってしまいます。だから、敢えて「店長日報」で通していきますので、週
一の更新だろうが、月一の更新だろうが、「店長日報」でいきますので、お願い
いたします。
よって、このブログをご覧の食品スーパーの店長さん。返信をください。私にと
っては、食品スーパーの店長さんは、「敵」ではなく、同じ営業の「仲間」として、
是非いろいろな情報交換をしていきたいと考えます。よろしくお願いいたします。
前回は、私が常に意識している、店長としての二つの心構えをお話しました。
これとて、店長ひとりひとり、心構えは違うはず。しかし目的は一つ。
いかに自分の考えている、イメージしている売り場を実現していくか。
そのための手段が、店長のもつ心構えであり、階段の上り方である。
その、心構えの違いを知りたいのです。議論したのです。共有したいのです。
さて、今回は、この世界(食品スーパーの店長)に生きる者としての喜びを語りた
いと思います。
皆さんも、店長として、喜び悲しみ、楽しみ辛み等々、噛み締めながら、日々の
業務をまっとうしていると思いますが、その業務の中で、喜びを感じる瞬間って
いつでしょうか?。
私も、店舗でいろいろな業務をしていますが、店長冥利につきる、これぞという
瞬間があります。
店長とは、まさに店舗全体に責任を持つ人。
部門責任者は、自分の部門に責任を持ってまっとうする人。
その部門が自信をもって薦められる「売り場の瞬間」があります。
そして、そのひとつひとつの部門の集合体としての「店舗」として、共鳴し合う
「最高の瞬間」があります。一日に一回。いや、一週間に一回、いやいや、一ヶ
月に一回?。
それでも、必ず、店長が自信をもってお客様にお勧めできる、いや、自分に
自己満足に浸れる瞬間があります。これは、店長以外感じることができない
瞬間です。
なぜか?
店舗に責任を持っているからです。すべての部門にコミットメントして、関わり
あって、意思を入れているから感じることのできる瞬間。
「どうか、お客様!。この瞬間の売り場全体を見てくれ。これが、店舗として最
高の瞬間。完璧に、はつらつと、みずみずしく、はじけるような、ひと部門、ひ
と部門の輝きを。そして、その集合体としての店舗全体の輝きを」。
その、店舗としての輝きを感じられるのは、店長ただ一人。そして日ごろから
信頼関係を結んでいるお客様だけ。
このときほど、店長として、店長らしく、自分を誇らしく思える瞬間はない。
部門チーフとして、最高の売り場はできるだろう。しかし、その集合体としての
完成度を感じられるのは、店長ただ一人。
この瞬間を、また感じたくて、イベントの販売計画を立案し、各部へ関わり、自
らの売り場造りをリードし、完結できるのです。
3月 ひな祭り、ホワイトデー、春彼岸、ゴールデンウィークとイベントは目白押し。
いよいよ、08年度のスタートである。
今年も、楽しんでいきましょう。
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